音圧爆上げくんをアップデートしました

音圧爆上げくんをアップデートしました。

ワンタッチマスタリングの設定をなくしました

音圧爆上げくんをかんたんに使えるようにするために、ワンタッチマスタリングの設定をなくしました。低音を保存するオプションや、動画タイトルオプションを使う場合は、カスタムマスタリングをご利用ください。

ワンタッチマスタリングの目標音圧を下げました

YouTube動画など幅広い用途で無難なマスタリングができるように、ワンタッチマスタリングの目標音圧を-9dBに下げました。

高音圧を求める方はカスタムマスタリングをご利用ください。

使用頻度の少ない機能を削除しました

「奥行きをプラスする」機能と「やさ上げ」機能を削除しました。もし必要であれば復活させるので教えてください。

プリセットマスタリングをカスタムマスタリングに統合しました

UIをシンプルにするためにプリセットマスタリングをカスタムマスタリングに統合しました。

「YouTubeラウドネス補正」指標を追加しました

「YouTubeラウドネス補正」指標は、YouTubeにアップロードしたときに、ラウドネスノーマライゼーションによってラウドネスがどのくらい補正されるかの予測値です。

YouTubeにアップロードする場合はこの値が小さくなりすぎないようにすると良いです。

こちらの調査結果を元に計算しています。

「Trueピーク」指標を追加しました

「Trueピーク」指標は、インターサンプルピークです。

「Trueピーク (15kHzローパス)」指標は、15kHzのローパスフィルタをかけた後の波形のインターサンプルピークです。

YouTubeなど一部の動画プラットフォームではアップロードした動画の再エンコードが行われます。その際に波形が変化します。特に影響が大きいのは再エンコードのときに適用されるローパスフィルタです。

こちらによると、YouTubeの再エンコードで適用されるローパスフィルタのカットオフ周波数は15.1kHz, 15.8kHz, 18kHz, 20kHzです。

「Trueピーク (15kHzローパス)」指標が0dBFS以下であれば、YouTubeにアップロードしたときにクリッピングする可能性は少ないはずです。

ピークにヘッドルームをもたせるようにしました

今まではマスタリング後の音源のピークを0dBFSに合わせていましたが、それだと音源の再エンコード時にクリッピングが発生しやすいです。

クリッピングを気にせずに音源を扱えたほうが便利なので、ピークに少し余裕をもたせるようにしました。具体的には、「Trueピーク (15kHzローパス)」が-0.5dBFS以下になるようにしています。