メディア掲載情報

Earth

2018/12/20 “MusicTech”

MinusDelayがDVDに同梱されました。

“MusicTech Magazine Issue 190: Gear Of The Year 2018”

2018/12/11 “FINDERS”

音圧爆上げくんのスマートフォン版が紹介されました。

“全ての「スマホ動画クリエイター」に捧ぐ、音声自動マスタリングアプリ「音圧爆上げくん」”

2018/11/11 “gearnews.com”

MinusDelayが紹介されました。

“Best free plug-ins this week: Snare Designer, Minus Delay & DeEss”

2018/11/06 “Computer Music Japan”

ClearMixerが紹介されました。

“ワンタッチで自動的に帯域かぶりをけずるプラグイン、BAKUAGE「ClearMixer」リリース”

2018/10/28 “Computer Music Japan”

MinusDelayが紹介されました。

“【無料】発音タイミングを早めるプラグイン、Bakuage「MinusDelay」無償配布開始!”

ClearMixer v1.2.0をリリースしました。32トラックをサポート

ClearMixer

ClearMixer v1.2.0をリリースしました。トラック数を16トラックから32トラックに増やしました。

ClearMixerとは?

ClearMixerは、自動で楽器間のマスキングを減らす、VSTミキサープラグインです。干渉の少ないミックスをかんたんに行いたい方に最適です。

最新版ダウンロード

デモ版

製品版

製品版購入

※ アップデート方法: install.batを実行すればOKです。

※ 使い方は同梱のREADMEをご覧ください。

更新内容 (v1.2.0)

トラック数を16トラックから32トラックに増やしました。

32トラック版 (最新バージョン)

ClearMixer v1.2.0 32 Track ClearMixerSender v1.2.0 32 Track

16トラック版 (古いバージョン)

ClearMixer 16 Track

YouTube向けのラウドネス最適化オプションを追加しました

Estimated Weighting Curve Used for YouTube Loudness Normalization

YouTubeのラウドネスノーマライゼーション仕様に合わせて、音圧を最適化するためのオプションを、音圧爆上げくんのカスタムマスタリングに追加しました。

“目標音圧モード”オプション

目標音圧の基準計算方法を指定します。

target loudness mode option

ラウドネス (従来動作)

ITU-R BS.1770で定義されたラウドネスを目標音圧に合わせるようにリミッティングします。従来と同じ動作です。

YouTubeラウドネス

YouTubeラウドネスノーマライゼーションで使われているラウドネスの近似値を目標音圧に合わせるようにリミッティングします。近似計算式はYouTubeのラウドネスノーマライゼーションアルゴリズム調査に基づいて作られています。

調査によるとラウドネスノーマライゼーションの基準値は-10.3dBなので、実際の音圧は目標音圧から少し下がることを考慮して、目標音圧を-9dB程度に設定すると、ちょうどラウドネスノーマライゼーションが働くか働かないかのぎりぎりの音圧に設定できます。

YouTube向けにラウドネスを最適化するには?

こちらで追加された”Ceiling”オプションも合わせて、以下の設定でマスタリングすると、YouTube向けに最適化されたマスタリングを行えます。

“目標音圧モード”: “YouTubeラウドネス”

“目標音圧”: “-9dB”

“Ceiling モード”: “True Peak (15kHz Lowpass)”

“Ceiling”: “-0.5dB”

※ YouTubeラウドネスノーマライゼーションの基準値が-10.3dBに対して目標音圧が-9dBなのは、実際の音圧が目標音圧から少し下がるからです。

従来動作をさせるには?

以下の設定をすると従来動作をします。

“目標音圧基準”: “ラウドネス”

音圧爆上げくんをアップデートしました

音圧爆上げくんをアップデートしました。

ワンタッチマスタリングの設定をなくしました

音圧爆上げくんをかんたんに使えるようにするために、ワンタッチマスタリングの設定をなくしました。低音を保存するオプションや、動画タイトルオプションを使う場合は、カスタムマスタリングをご利用ください。

ワンタッチマスタリングの目標音圧を下げました

YouTube動画など幅広い用途で無難なマスタリングができるように、ワンタッチマスタリングの目標音圧を-9dBに下げました。

高音圧を求める方はカスタムマスタリングをご利用ください。

使用頻度の少ない機能を削除しました

「奥行きをプラスする」機能と「やさ上げ」機能を削除しました。もし必要であれば復活させるので教えてください。

プリセットマスタリングをカスタムマスタリングに統合しました

UIをシンプルにするためにプリセットマスタリングをカスタムマスタリングに統合しました。

「YouTubeラウドネス補正」指標を追加しました

「YouTubeラウドネス補正」指標は、YouTubeにアップロードしたときに、ラウドネスノーマライゼーションによってラウドネスがどのくらい補正されるかの予測値です。

YouTubeにアップロードする場合はこの値が小さくなりすぎないようにすると良いです。

こちらの調査結果を元に計算しています。

「Trueピーク」指標を追加しました

「Trueピーク」指標は、インターサンプルピークです。

「Trueピーク (15kHzローパス)」指標は、15kHzのローパスフィルタをかけた後の波形のインターサンプルピークです。

YouTubeなど一部の動画プラットフォームではアップロードした動画の再エンコードが行われます。その際に波形が変化します。特に影響が大きいのは再エンコードのときに適用されるローパスフィルタです。

こちらによると、YouTubeの再エンコードで適用されるローパスフィルタのカットオフ周波数は15.1kHz, 15.8kHz, 18kHz, 20kHzです。

「Trueピーク (15kHzローパス)」指標が0dBFS以下であれば、YouTubeにアップロードしたときにクリッピングする可能性は少ないはずです。

ピークにヘッドルームをもたせるようにしました

今まではマスタリング後の音源のピークを0dBFSに合わせていましたが、それだと音源の再エンコード時にクリッピングが発生しやすいです。

クリッピングを気にせずに音源を扱えたほうが便利なので、ピークに少し余裕をもたせるようにしました。具体的には、「Trueピーク (15kHzローパス)」が-0.5dBFS以下になるようにしています。

Shazamとは? – 曲を検索できるアプリ

曲を検索できるアプリ”Shazam”についてご紹介します。

Shazamとは?

マイクから拾った音で曲を検索できるアプリです。

Shazamをインストール

以下のリンクからインストール可能です。

 

Shazamの使い方

Shazamを起動すると以下の画面になります。

Shazam

中央のボタンをタップすると以下の画面になり、マイクから音を拾い、曲を検索します。

Shazam Detect

しばらく待つと曲が特定されます。

以上が基本的な使い方です。他に、My Shazamをタップし、過去に検索した曲の履歴を見ることも可能です。

Shazamの原理

以下によると、ShazamはAcoustic fingerprintという技術で実装されているみたいです。

Robust Landmark-Based Audio Fingerprinting

Acoustic fingerprint – Wikipedia

まとめ

曲を検索できるアプリ”Shazam”をご紹介しました。

Equalizer APOの使い方

Equalizer APOの使い方をご紹介します。

Equalizer APOは、PCで再生されるすべての音にオーディオ処理をかけられるWindows用ソフトです。オーディオ処理は、ボリューム、イコライザー、IR(インパルス応答)の畳み込み、VSTなどが使えます。

Equalizer APOをインストール

64bit Windowsをご利用の方は、以下のリンクから64bit版をダウンロードし、インストールしてください。

Equalizer APO

32bit Windowsをご利用の方は、以下のリンクから32bit版をダウンロードしてください。

Equalizer APO Downloads

Equalizer APOの設定画面

Windowsのスタートメニューから、Equalizer APO 1.2 / Configuration Edtorを開いてください。

equalizer apo

Equalizer APOでイコライザーをかける

以下の画面の矢印部分で、イコライザーをかけられます。

equalizer apo equalizer

Equalizer APOで音量を変える

以下の画面の矢印部分で、ゲインを調整できます。イコライザーをかけるとカットだけだったとしても波形が変化してピークが飛び出るので、クリッピングを予防するためにゲインを下げておくと良いかもしれません。

equalizer apo gain

Equalizer APOでVSTを使う

クリッピングを防ぐために、リミッターをEqualizer APOの一番最後に挿してみます。

プラスアイコンをクリックします。Plugins / VST pluginを選んでください。

equalizer apo add vst

処理の一番最後にVSTの入れ物が追加されました。

equalizer apo vst

ファイルアイコンをクリックします。

equalizer apo open vst

VST選択画面が出るので、VSTファイル (拡張子 .dll)を選択してください。VST2のみ対応しています。ブリッジ機能はないので、Equalizer APOに合ったビット数のVSTのみ使えます。

equalizer apo choose vst

VSTをロードできました。

equalizer apo vst loaded

“Open panel”ボタンをクリックしてください。

equalizer apo vst open ui

UIが表示されます。DAWと異なり、”OK”ボタンか”Apply”ボタンを押さないと設定が反映されないので、ご注意ください。”Apply automatically”チェックをつけると、DAWと同様に設定が自動で反映されるようになります。

equalizer apo limiter

Equalizer APOを日本語化する方法

以下の記事でEqualizer APOを日本語化する方法を紹介しています。

Equalizer APOを日本語化する方法

Equalizer APOの可能性

Equalizer APOはいろいろな使い道が考えられます。

YouTube動画の音がうるさいのでハイを削ってしまうとか、YouTube動画の音にばらつきが多いのでノーマライズするとか、映画のダイナミックレンジがご家庭で聴くには大きすぎるのでコンプレッションするとか、スピーカーの周波数特性補正や距離補正をするなどです。

Equalizer APOによってVSTの恩恵を音楽制作者だけでなく、ゲーマーやYouTube視聴者も受けられるようになりました。

まとめ

Equalizer APOの使い方をご紹介しました。

実は、Equalizer APOのことは、弊社のITDPanner VSTをスピーカー補正に使っているという、海外ユーザーの方に教えてもらいました。もしこんなVSTが欲しいなどあれば、教えてください!

ブロックチェーン音楽ストリーミングサービスChoonを使ってトークンを稼ぐ方法

Choonを使って曲を配信しトークンを稼ぐ方法を紹介します。

Choonは終了しました

Emanateへの移行が推奨されています。

以下に理由が記載されています。

Choon joins forces with Emanate

Choonとは?

Choonは、音楽業界の課題を解決するために設計された、イーサリアムブロックチェーンによる、音楽ストリーミングサービスと、デジタル決済エコシステムです。

音楽業界には、アーティストからリスナーに音楽が届くまでの間にマージンを多く取られている、透明性が足りない、既存のストリーミングサービスが儲からない、業界の構造が古いなどの課題があります。

Choonはそれらの課題をブロックチェーンで解決します。詳細はホワイトペーパーをご覧ください。

無料で会員登録する

こちらから会員登録してください。※ 登録時、”I am an artist who wants to upload music”にチェックを入れてください。

音源をアップロードする

会員登録すると以下の画面に遷移します。”NEW TRACK”ボタンをクリックして音源アップロード画面に遷移します。

Audioの”Choose a file”から音源をアップロードします。

Artwork Imageからアートワーク用の画像をアップロードします。適当な画像がない場合はクレジット表記なしで画像を利用できるunsplashなどを利用すると良いと思います。

メタ情報を入力する

以下の情報を入力します。

Title: 曲のタイトル

Artist Name: アーティスト名

Release Date: リリース日

Description: 説明文

Tags: タグ

プレイリスト報酬を決める

Choonにはプレイリストを作る機能があります。”Playlist Split”は、プレイリスト経由で曲が再生されたときに、プレイリスト作成者に分ける報酬の割合です。報酬が欲しければ小さめの値、再生数を増やしたければ大きめの値が良いと思います。

報酬配分情報を入力する

Choonには、音源制作に複数の人(“Collaborator”)が関わった場合に、報酬をそれらの人の間で自動的に配分する機能があります。Contractタブから、報酬配分情報を入力してください。一人の場合はデフォルトのままでOKです。

保存

Saveすれば投稿完了です。

実際どのくらい稼げるのか?

実際にChoonに8曲投稿してみました。2018/09/16に最初の曲を投稿してから、2018/12/03時点で3,230 notesを稼ぎました。notesはChoonでやり取りされるトークンの名前です。1 notesの価値はまだわかりません。

まとめ

Choonを使って曲を配信しトークンを稼ぐ方法を紹介しました。