ClearMixerマニュアル VSTプラグイン配布元: 音圧爆上げくん

ClearMixerとは?

ClearMixerは、 ワンタッチで自動的に帯域かぶりをけずる、 VSTミキサーです。 帯域かぶりの少ないミックスをかんたんに行いたい方に最適です。

なぜ、帯域かぶりをけずる必要があるのでしょうか? 帯域のちかい複数の音がまざると、音がにごります。 音がにごることは自然界では普通のことなので、ヒトはにごりがあっても複数の楽器を認識できます。ですが、にごりが少なければ各楽器をより認識しやすくなります。 帯域被りをけずって、にごりの少ない音を作ってあげれば、聴きやすいミックスを作れます。

ClearMixerを使えば、16トラックまでの帯域かぶりを削れます。 ClearMixerは、リアルタイムで複数トラック間の帯域被りを検知し、自動でリダクションします。 固定のEQでは対応が難しい、特定のタイミングだけ帯域が被るケースも、自動で対応できます。 ClearMixerだけで帯域被りを排除しきれない場合は手動で調整することになりますが、 アナライザーや指標を駆使すれば、よりかんたんに行えます。

プラグイン画像

インストール方法

自動でインストールする方法と手動で行う方法があります。 基本は、自動でインストールするのがオススメです。 自動でうまくいかない場合や、インストール先を自分で決めたい場合は、手動で行ってください。

自動インストール

解凍したディレクトリ内の以下のファイルを、ダブルクリックで実行してください。

  • install.bat (製品版の場合)
  • install_demo.bat (デモ版の場合)

手動インストール

VST3版を以下の場所にコピーしてください。 ※ デモ版の場合はファイル名に"Demo"がつきます。

  • C:\Program Files (x86)\Common Files\VST3\ClearMixer.vst3
  • C:\Program Files\Common Files\VST3\ClearMixer64.vst3
  • C:\Program Files (x86)\Common Files\VST3\ClearMixerSender.vst3
  • C:\Program Files\Common Files\VST3\ClearMixerSender64.vst3

DAWがVST3に対応していない場合は、VST2版を以下の場所にコピーしてください(DAWによってインストール先が異なる場合があります)。

  • C:\Program Files (x86)\VstPlugins\ClearMixerVst2.dll
  • C:\Program Files (x86)\VstPlugins\ClearMixer64Vst2.dll
  • C:\Program Files (x86)\VstPlugins\ClearMixerSenderVst2.dll
  • C:\Program Files (x86)\VstPlugins\ClearMixerSender64Vst2.dll

設定してみよう!

ClearMixerを使うためには設定が必要です。 設定方法は二つあります。 ClearMixerSenderを使う方法と、VST複数オーディオ入力機能を使う方法です。

ClearMixerSenderを使う方法は、ほとんどのDAWで利用できます。 VST複数オーディオ入力機能を使う方法は、 一部のDAWでしか利用できませんが、 VSTの仕様に沿った方式なので、 DAWとの親和性が高いです。

DAWごとにオススメの方法はことなります。 以下に、各DAWとの相性をまとめました。 ※ エディションやバージョンが異なると表のとおりにならない場合があります。

設定してみよう! (ClearMixerSenderを使う場合 Cubase編)

ClearMixerSenderとは?

ClearMixerSenderは、ClearMixerSenderに入力されたオーディオ信号を、 ClearMixerに送るためのVSTです。 ClearMixerSenderには、製品版、デモ版の違いはありません。

1. マスターチャンネルにClearMixerをインサートする

DAWのミキサーのマスターチャンネルにClearMixerをインサートしてください。 この時点でマスターチャンネルに入力された音が出力されなくなります。 音を出力するには、ClearMixerSenderでメイン入力以外の入力を与えてあげる必要があります。 ※ この仕様は、 ClearMixerの有効/無効を切り替えたときに、 ClearMixerでミックスしたものと普通にミックスしたものを、 シームレスに切り替えられることを意図しています。

2. ミックスしたいチャンネルにClearMixerSenderをインサートする

ClearMixerSenderをミックスしたいチャンネルの最後段にインサートします。 この時点で音が鳴るようになります。 ClearMixerSenderのTrackパラメータを操作し、お好きなトラックに入力してください。

二つ以上のClearMixerSenderを同じトラックに入力することも可能です。 同じトラックに入力されたトラックは、 ふつうにミックスされた上で、 ClearMixerに入力されます。 以上で、設定は完了です。 Cubaseでの解説でしたが、Studio Oneでも似た手順で設定可能です。

注意事項

ClearMixerSenderを使う場合、いくつか注意点があります。

一つ目は、DAWのビット数(32bit/64bit)とVSTのビット数を合わせる必要があることです。 32bit DAWから64 bit VSTをロードするために使うブリッジも使えません。 ClearMixerには、32bit/64bit両方のバージョンがあるので、 DAWのbit数にあったものをお使いください。 厳密には、ClearMixerとClearMixerSenderが同一プロセス内にある場合のみ使えます。

二つ目は、遅延補償についてです。 ClearMixerSenderは、DAWが想定していない方式で処理を行うので、 DAWが遅延補償に対応していたとしても、 ClearMixerSenderを使った場合に遅延補償が効くとは限りません。 Cubase、Studio One、Reaperでは、遅延補償が効くことがわかっています。 FL Studioでは遅延補償が効きませんが、 ClearMixerSenderではなく、VST複数オーディオ入力機能を使って設定すれば、 遅延補償を効かせることが可能です。

3つ目は、ループについてです。 DAW上で短い長さでループ再生を行うと問題が発生する場合があります。

設定してみよう! (複数オーディオ入力機能を使う場合、FL Studio編)

ClearMixerが利用しているVSTの複数オーディオ入力機能は、 サイドチェーンコンプで使われる機能ですが、 あまり使われない機能なので、 DAWの使い方も含めてご説明します。 例として使うDAWは、FL Studioです。 VSTの複数オーディオ入力機能の使い方はDAWごとにことなります。 マイナーな機能なので、 DAWによってはそもそも対応していない場合もあります。 詳細は各DAWのマニュアルをご覧ください。

1. マスターチャンネルにClearMixerをインサートする

DAWのミキサーのマスターチャンネルにClearMixerをインサートしてください。 ※ ルーティングさえ行えば、他のチャンネルでも問題ありません。

2. ミックスしたいチャンネルをClearMixerに入力する

ClearMixerでミックスするためには、 ミックスしたいチャンネルを独立した入力として、 ClearMixerに入力する必要があります。 設定方法はDAWごとにことなりますが、FL Studioの場合は、 VSTをインサートしたチャンネル(この例ではMaster)に、 入力したいチャンネル(この例ではInsert 1)をSendする必要があります。 Masterチャンネルなので、デフォルトでSendされていますが、 念のため確認してみてください。

次に、MasterチャンネルにSendされたチャンネル(Insert 1)を、 ClearMixerに入力します。VST入力のアクティブ化(青で囲まれたスイッチ)も行います。 サイドチェーンコンプで使う仕組みと同じものです。 画像では、1番(青で囲まれた数字)のチャンネルを、 ClearMixerの"1. Input 0"という入力に入力しています。 1番は、MasterチャンネルにSendされた1番目のチャンネルを意味します。 もともとのチャンネルの番号ではないのでご注意ください。 Sendされるチャンネルの数が変わると順番が代わり、 番号も変わるので、ご注意ください。

ちなみに、"---"はチャンネルにSendされたオーディオ信号を、 Sendのボリュームで加算合成した信号を表します。 VSTをなにも挿していないときに聴こえる音と同じです。 デフォルトでは"---"がClearMixerの全ての入力にアサインされてしまっているので、 以下のように全て別々のチャンネルをアサインするように変更します。 VST入力のアクティブ化も忘れないでください。 "Auto map inputs"ボタンを押すと、自動で昇順にアサインしてくれます。 ここまででルーティングが完了しました。 試しに再生し、ルーティングが成功しているかどうかを確認してみてください。

使ってみよう!

1. Intensityを調整する

ClearMixerの唯一調整可能なパラメータがIntensityです。 Intensityで、帯域被りをどのくらい削るかを調整します。 0%でほぼバイパス、100%でもっとも強く削ります。

2. さらに高度な使い方

ClearMixerはワンタッチでかんたんに使えますが、 アナライザーをみながら手動で各トラックを微調整すると、 さらに良い効果を得られます。 各トラックの調整はClearMixerではなく他のEQなどで行います。 後述の解説も参考にしてみてください。

詳しい解説

1. Shareとは?

Share(シェア)は、各トラックがどのくらいの割合を占めているかをあらわします。 マーケットシェアのシェアと同じ意味で、あるトラックのShareが高いということは、 そのトラックがちゃんと存在感を出せているということです。 視覚的には、アナライザーで見えるスペクトラム分布の面積と濃度がShareに対応します (厳密には、各帯域で他のトラックより上側にはみ出している部分の面積)。 よくミックスを「ハコのなかに収める」と表現したりしますが、 Shareをハコの中の体積として考えるのも、わかりやすいと思います。 ボリュームで十分と思うかもしれませんが、 Shareはボリュームだけでは測れない小さい音の存在感を測れます。 同じ小さい音でも、他の音に被られて聴こえないのか、 遠くの音としてちゃんと存在感を出せているのかを区別できます。 Shareを参考にすれば、大きい音と小さい音が同時に存在するような、 奥行きを感じるミックスを作りやすくなります。

2. Interferenceとは?

Interference(インターフィアレンス、干渉)は、 トラック間の音のぶつかり具合をあらわします。 あるトラックのInterferenceが高いということは、 それだけそのトラックが他のトラックをにごらせているということです。 にごりが少なすぎると自然界の音と乖離するので不自然になるし、 にごりが多すぎると聴きづらくなります。 Interference指標を参考にすれば、 にごりの量をコントロールしやすくなります。

画面の見方と操作

ClearMixer

プラグイン画面説明画像
1. スペクトラム分布
各トラックのスペクトラム分布を重ね合わせたものです。
2. トータル指標
全てのトラックを合わせたトータルのInterferenceが表示されます。 Dryが処理前、Wetが処理後をあらわします。
3. 各トラック指標
4でトラックをマウスオーバーしたときのみ、 マウスオーバーしたトラックのShare、Interferenceが表示されます。 Dryが処理前、Wetが処理後をあらわします。
4. トラック一覧
全てのトラックの状態を俯瞰できます。 各トラックをマウスオーバーすると、スペクトラム分布でそのトラックを強調表示できます。 各トラックを左クリックするとミュートを切り替えられます。 各トラックを右クリックするとソロを切り替えられます。
5. Intensity
帯域被りをどのくらい削るかを調整するつまみです。もっとも重要なつまみです。 100%でもっとも強く削り、0%でバイパスになります。
6. Output
どの信号を出力するかを決めるつまみです。 Dryがバイパス、Wetが処理後です Wet - Dryは、WetからDryを引き算したもので、処理による音の変化分です。 Interferenceは、干渉成分のみを出力します。 このつまみに合わせてスペクトラム分布表示は変化しますが、 ShareやInterferenceなどの指標計算結果は変化しません。
7. Compensation
スペクトラム分布の補正方法を決めるつまみです。 Flatでホワイトノイズが平らになり、3.0dB/octでピンクノイズが平らになります。 Psychoは、等ラウドネス曲線に基づいて補正します。 このつまみによって、ShareやInterferenceなどの指標計算結果は変化しません。
8. Speed
スペクトラム分布の減衰速度を調整するつまみです。 Fastに近いと短期的な分布をみることができ、 Slowに近いと長期的な分布をみることができます。 このつまみによって、ShareやInterferenceなどの指標計算結果は変化しません。
つまみの操作
つまみをマウスでドラッグすることで値を変更できます。 Altを押しながらドラッグすると操作感が変わるのでお好みで使ってください。 方向キーまたはマウスホイールによっても値を変更できます。 Shiftを押しながら値を変更すると、値の刻み幅を細かくできます。 Ctrlを押しながらクリックするとデフォルト値に戻すことができます。 右クリックでDAW標準のメニューを表示できます(ただし、FL StudioのBridgeを利用している場合はメニューを表示できません)

ClearMixerSender

1. Volume
ClearMixerへのSend音と出力音のボリュームを調整します。
2. Balance
ClearMixerへのSend音と出力音のBalanceを調整します。 モノラルトラックには効かないのでご注意ください。
3. Track
ClearMixerのどのトラックにSendするかを指定します。

デモ版と製品版について

ClearMixerには有償の製品版と、無償のデモ版があります。 製品版の購入方法は、VSTプラグインページで確認できます。 デモ版は、機能制限はありませんが、定期的に無音が挿入されます。

注意事項

  • 環境によっては動作しない場合があるので、製品版の購入前には必ずデモ版が動作することを確認してください。
  • ClearMixerにはレイテンシーがあります。
  • ClearMixerはVSTの複数オーディオ入力機能を使います。
  • ClearMixerは他のVSTと比較して高負荷です。

使用条件

  • 再配布は禁止です。
  • 利用した事によるいかなる損害も当社は一切の責任を負いません。

更新履歴

2018/12/25 v1.2.0
  • 32トラックに対応
2018/12/23 v1.1.3
  • 高速化
2018/11/23 v1.1.2
  • ClearMixerSenderをモノラルトラックで使った場合に、ClearMixerをオンにしたときとオフにしたときの音量が、異なってしまうバグを修正。
2018/11/11 v1.1.1
  • ClearMixerSenderをモノラルトラックで使った場合に、ClearMixerからLチャンネルのみ出力されるバグを修正。
2018/11/09 v1.1.0
  • ClearMixerSender追加
2018/11/05 v1.0.0
  • 初版リリース

ライセンス

Copyright 2018 音圧爆上げくん All Rights Reserved.

使用ライブラリ

https://github.com/kazuho/picojson

Copyright 2009-2010 Cybozu Labs, Inc.
Copyright 2011-2014 Kazuho Oku
All rights reserved.

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VST GUI 4.3

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http://www.particleincell.com/2012/bezier-splines/

/* bezier-spline.js
*
* computes cubic bezier coefficients to generate a smooth
* line through specified points. couples with SVG graphics
* for interactive processing.
*
* For more info see:
* http://www.particleincell.com/2012/bezier-splines/
*
* Lubos Brieda, Particle In Cell Consulting LLC, 2012
* you may freely use this algorithm in your codes however where feasible
* please include a link/reference to the source article
*/

miniz 2.0.8

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